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最新の対策が施されたハイブリッド病棟が示す、これからの病院のあり方

総合病院 聖隷浜松病院

新型コロナパンデミック後の病院のモデルケース

静岡県西部の中核病院として地域と共に歩んできた聖隷浜松病院。新S棟は、長年抱えていた駐車場不足問題の解決だけでなく、一般病床と感染症病床の機能を併せ持つハイブリッド病棟として、これからの病棟設計のあり方を示すモデルケースとして注目を集めています。

地域の人の暮らしに貢献する 最適な医療の提供を目指して

1962年に開設された聖隷浜松病院は、医療の高度化と高齢化社会の到来によって、90年代後半より地域完結型医療を目指す医療機関として、浜松市医師会や近隣の各医師会と開放型病院の契約を結んで病診連携の強化を図り、2004年には地域医療支援病院に承認され、その後も2010年救命救急センター、2018年災害拠点病院と地域医療の役割を担っています。また、国際的な医療機能評価となるJCI認証を日本国内の病院で5番目に取得するなど、JCIを活用して病院と職員が一体となって進展を続けています。こうした先端的な取り組みは、「人々の快適な暮らしに貢献するために最適な医療を提供します」という病院使命に根ざしたものであり、通常診療から高度医療までを提供する総合力は、地域の中核病院としての役割に資するものとなっています。

駐車場問題の緩和とアイセンター、 感染症病床の三位一体

78(2024年4月現在)の診療科を備え、年間の外来患者数は48万5,000人にも及ぶ病院にとって大きな課題は駐車場不足でした。敷地内と周辺にあわせて約780台分を確保していましたが、それでもピーク時には入庫に1時間待ちのケースもあったそうです。建て替えられた新S棟は地下と1階を患者用駐車場とし、合計94台分を新たに確保し、駐車場問題の緩和が期待されています。建物の断面構成は地下と1階が駐車場、2階は他棟を含めた事務部門を統合したスタッフエリア、3階はアイセンター、4階は病床とスタッフエリアとなっています。2階では、各敷地に建つ建物とを渡り廊下で繋いでいます。

病院全体の配置図


聖隷浜松病院建築準備室
室長 松下聡一郎さん

株式会社公共設計
取締役 浅井博さん

コロナ禍で感染症病床機能が加わって、ハイブリッド病棟へ


松下
 聖隷浜松病院のあるこの地域は、高齢化が進んでいるのと被医療人数の増加が見込まれている地域特性があります。そんな中、限られた面積の中で外来スペースを増やすために、既存棟にあった眼科と事務部門をそっくり新S棟に移して、既存棟の空いた部分は他科が流用できるようにしたいという意図がありました。外来医事課だったところがリハビリテーション室になり、入院医事課が内視鏡室になりました。 また、今回の新S棟は、スタートの段階で「様々な運用ができるフレキシビリティのある建物にしてほしい」という要望が病院経営側からありました。そこで将来の変化に耐えうるように駐車場部分も配管が通せるようにしてあるなど、将来的には医療スペースに転用できる可能性を残してあります。

浅井 雨の日には駐車場待ちの渋滞が300mできるくらいの状況でしたので、駐車場不足の解消が新S棟に課せられた大きな課題でした。2016年に新S棟設計が本格稼働したときには、駐車場を最大限作るために本当は駐車場を3層にしたかったんです。しかし法規などの関係から3層はできないという話になって、地下1階と地上1階部分の2層を駐車場とし、そのほかの階を何に使おうかという話になったのが2020年でした。この頃、しきりに言われるようになった働き方改革や診療科の分化で外来を増やしたいという要望があったことから、眼科機能であるアイセンターの整備と、猛威を振るい始めたコロナ対策として感染症病床を設置したらどうかということになりました。

松下 静岡県からは県西部圏域では第二種の指定病院は足りているというご判断で、聖隷浜松病院は第二種として指定しないという話があったため、平時は一般病棟、いざとなったら感染も受けられるハイブリッドの方向で検討を進めました。また、新S棟なら既存棟と動線を明確に分けられるということと、駐車場からもエレベーター直通で行ける動線が確保できることから、感染症病床をつくるのに都合が良かったということもあります。

患者に寄り添い、的確な運用ができる工夫にあふれた感染病棟

新設されたアイセンターは、眼科と眼形成眼窩外科の2つの診療科で地域の人々の目の不安解消に取り組みます。アイセンターの一番の特長は、外来診察室の隣に3つの手術室が置かれたこと。多くの症例に対応できるとともに、外来診療と手術を直結させたスピーディで高度な医療提供が可能になります。

新S棟は水まわりにも様々な工夫が凝らされています。事務部門が統合された2階のトイレはスタッフの出退勤動線上に設けられており、使用頻度の高さと衛生面の良さからドアレスとなっています。アイセンターとして外来患者の入り口となる3階エントランスには、来院してすぐに手洗いが行えるように病院用洗面器を配置し衛生環境を整備したほか、スタッフエリアにはスタッフ専用の手洗器が過不足なく配置されています。JCIの基準で求められているオペエリアでのアイウォッシャーなども設置されています。

3階図面

    トイレ    

2階スタッフ用トイレ。院内の基調色を白に抑えているのでサインが目立つ。入り口には通路から目立つように突き出しサインも採用されている。ドアレスの入り口で衛生的。
スタッフ用トイレ内観。カウンターに壁付タイプの自動水栓とハンドドライヤ―がセットされ、手洗いから乾燥までの一連の動作がスムーズに行える。明るく清潔感あふれる空間。
3階バリアフリートイレ。右手にベビーシート、ベビーチェア、オストメイト配慮設備が備わる。ここも便器は壁掛け式で床の清掃性が高い。
3階外来トイレのサイン。壁面に取り付けられたサインによって廊下の離れた場所からも視認性がよく、目線が低い車いす使用者や高齢者でも、トイレに近づいたときには扉の大きなサインが目に飛び込んでくる。天井の照明はサインが見やすい位置に設置されている。

    手洗いコーナー    

3階アイセンター(眼科・眼形成眼窩外科外来)入り口には主に 来院者用に壁掛式洗面器が2台設けられている。壁付タイプの 自動水栓と深く大きいボウルは水はねがしにくく、車いす利用 者のアプローチのしやすさや使いやすさにも配慮されている。
アイセンター診察室。手前が患者の入り口で、奥に見えるのは医療従事者の入り口。医療従事者の入り口側には手洗い器が備わり、適切なタイミングで手指の清潔が保たれる。
視力測定など目の検査を行うアイセンター検査室。スタッフ用の手洗い器は「一処置、一手洗い」の原則を貫きやすい位置に備わっている。

基調色はシンプルに。スタッフにカラー計画に関わってもらうことも大切

浅井 内装の色遣いは、エレベーターホールは多少色を使いましたが、それ以外は白を基調としたベーシックなものとしました。その代わりに備品やサインで色を足してくださいとお願いしています。それによってサインの視認性が上がると思います。せっかくサイン計画を立てても、色を足していってしまうと肝心のサインが目立たなくなってしまいますから。

松下 会議室の壁の一面を現場スタッフ、診察室の色調は担当の医師に選んでもらっています。そのように選定に関わってもらうことで現場のモチベーションにもつながっていると思います。

感染症病床として機能する2Wayの水まわりと病室の陰圧管理

4階は15床新設を予定した病床です。ここは新型コロナウイルスのパンデミックから得られた知見をもとに、院内で他の患者さんと動線が重ならないように工夫されるなど、感染症が発生した際には隔離病棟として機能するように設計されています。

注目すべきは4階病室に備えられた水まわり。有事には感染症病床としても機能するように柔軟な設計の工夫がなされています。一番の特長は2Way水まわりになっ ていること。多床室の水まわり(トイレ・シャワー ユニット)は前室側と病室側の両側にドアが備えられており、通常は前室側からの出入りを基本とし、いざ有事には前室側のドアを閉鎖し、病室側 から直接出入りします。そうすることで、患者が病室から外に出ずに過ごすことが可能になります。 また、前室から病室に入る引き戸はエアタイト仕 様になっていて、扉を閉めた瞬間に病室内が陰圧になる仕組みで、汚染された可能性のある空気を室外に逃さないようにして感染拡大を防止しま す。この扉の窓には前室から操作可能なブラインドを挟んだ複層ガラスが備わっていて、患者のプライバシーを尊重しながら、前室から見守り確認ができる快適な環境を実現します。4床室(隔離病棟時には一床室としても使用可能)の水まわりは、コンパクトながら介助しやすいスペースが工夫されたトイレシャワーユニットが収まります。他方、2床室(隔離病床時には一床室としても使用可能)は広めのトイレとシャワーユニットが設置さ れています。前室と水まわりの位置関係や扉の使い方を変えることで感染症病床としても機能するこれらの仕様は、今後の病棟のありかたとして注目を集めるのではないでしょうか。

4階平面図
全ての病室に前室が設けられており、前室の一部がトイレとシャワールームとなっている。 感染症病床として使用する場合、前室と水まわりの間の扉が閉鎖される。

    病 棟    

4階の新設病床。スタッフステーションを中心に病室が配置され、動線の効率化にも配慮したレイアウトになっている。

    病 室    

感染症病床として使えるようにトイレ(その奥にシャワールームもあり)には前室と病室2wayの動線が用意されている。
前室と病室側の双方に扉をつけることで平時との使い分けが可能。
2床室。茶色の引き戸はエアタイトドアで前室とつながる。各病床はカーテンで仕切られ、有事にはヘパフィルターを取付けられる換気設備が備わる。〔CAV(定風量制御装置)によりヘパフィルター取付時にも同風量〕
4床室。2床室と同様、病室にはベッドごとにヘパフィルターを取付けられる換気設備が備わる。通常ベッドはカーテンで仕切られているので、個別換気の効果は高い。

平時の利用を考えて、2wayのトイレ動線を確保

浅井 当初、多床室のトイレの出入り口は病室側だけでした。しかし病院側から「それだと感染症の時にしか使えないから、外からも出入りできるようにしてほしい」という要望があって前室からの出入り口を実現させました。

-通常は夜間の音や明るさなどの問題から、病室から出た位置にトイレの入り口を設けるケースがありますが、それとは逆の考え方だったんですね。

浅井 感染症病床としては、病室からダイレクトに入れることが必須ですが、一般病床としては、おっしゃる通り前室からの出入りとなります。病院から平時は一般病床、有事には感染症病床で使用したいというハイブリッド病床の要望をされたので、2wayの動線を検討しました。扉をエアタイトにすることで空調管理と同時に音の問題も解決できました。また、2wayの扉の管理はFL+1800に付けたカギにて対応しています。

前室奥にある2床室用トイレ。奥には折り畳み式のチェアを備えたシャワールーム。清掃性を担保するために壁掛け式便器を採用し、シート床材を壁面まで巻上施工しているため掃除がしやすく衛生的。
4床室には、トイレとシャワーを機能的に一室におさめたシャワー付きユニットバスルームが設置されている。

4床室を出たところにあるバリアフリートイレは、左右の勝手違いが近接して設置されている。

 

病院のトイレに対する考え方

浅井 急性期病院か、慢性期、回復期を扱う病院なのかで水まわりやトイレに対する考え方に違いがあると思います。急性期病院ならトイレの数は少なく済むはずですし、回復期の病棟だから広いトイレにすべきかといえば、家に帰ったらそんなに広いトイレはないわけで、そういう兼ね合いをどう考えるか、とか。余談ですが、以前設計した整形クリニックでは大きなトイレの隣に小さなトイレをつくって家のトイレをシミュレートできるようにしました。

-リハビリ準備のような考え方ですね。

浅井 クリニックなので、通いの患者さんが多く、家での体の使い方を憶えてもらうという考え方でした。ADL(Activities of Daily Living=日常生活動作)ですね。

清掃性に配慮した設計

浅井 清掃性については、小便器、大便器とも壁掛けタイプを採用したり、床材を巻上施工したりといったところでしょうか。廊下の端に清掃用具を入れたりするユーティリティスペースを設けることは要望としていただいて、設計にも生かしています。あと、スタッフ用ユニットシャワーの更衣スペースなど、床材を立ち上げることまでしなくてよいが、何か対策をしておきたい場合は、入隅部分にシールしたうえで巾木を施工するよう指示を出しています。これによって濡れたものが置かれた場合でも、ボードまで浸透しません。

耐薬品性が高いこと‐壁材・床材の条件

浅井 パブリックゾーンの壁仕上材はメラミン不燃化粧板を使うことが多いです。傷がつきにくいこと、拭き掃除への耐性が高いことがメリットです。ただし、コスト面も考慮し、スタッフエリアなどは汚染除去性、補修性の高いペンキを多用しました。床材は耐薬品性の高い単層床材を使うようにしているのですが、今回はコロナによる物流の停滞があり納期が長いことが予測されたため、基礎工事の段階で色の選定を行って発注を行いました。

空調への意識を変える難しさ

浅井 感染に対して、プランニング的には動線を分離していけばいいので、問題なく解決できました。課題は空調でした。陽圧管理と陰圧管理。目に見えないものを、どう制御していくかということです。当社は感染対策などの知見のある設備設計会社と協同して設計を行っています。専門家の知見と病院の要望を取り入れて設計に落とし込む形です。
ところが空調設計はきちんとできても、現場が稼働すると設計通りにならないんです。というのも、コロナ禍になったときに、窓開け換気の奨励によって皆窓を開け始めてしまったんです。そのため空調のコントロールが全く効かず、さらには結露を引き起こしてしまいました。当たり前の話で、湿気を含んだ外気を取り込んで空調で冷やすのですから、結露するわけです。

松下 一般の人にとって空調で給気と排気を行っているといってもなかなか理解してもらえないですよね。だから患者さんだけでなく、職員の意識を変えるのにも一苦労でした。

浅井 そのために図面に空気の流れを書き込んだシートを作り説明するなど「見える化」を行いました。

-トイレの空調についてはいかがですか?

浅井 トイレは10回以上換気というのが定められていますので、それに則って空調設計が行われています。

-ということはトイレでも窓開けはしない方がいい?

浅井 そうですね。トイレを含めすべての場所で基本は窓は開けてほしくないです。でも、外から入ってくる風は気持ちいいですけどね。

-トイレの場合、10回換気の目的は臭気対策がメインですが、それが感染症対策にも役立っているということですね。

調湿性も重要‐空調機器の条件

浅井 病院との話し合いで熱量の解析を行い、それに対応する空調容量の選定を行いました。また、外調機といって外気の湿度を調節する装置を実装し、夏なら外気の湿度を抑えて室内に導入したり、冬はその逆に加湿したりしています。単純な熱交換器だと調湿していない外気を導入するので結露を起すことがあるのです。

一処置一手洗いと、清潔の見える化の徹底

    手洗いコーナー    

病棟入口に設けられた手洗いコーナー。眼科と感染症病床のハイブリッド病棟となっている4階では、スタッフ動線のいたるところに手洗いが準備されている。水栓は壁付タイプのタッチレスで、手首までしっかり洗える深さのあるボウル。
4床室の前室。洗面は大型のものが設置されている。右側に見えるのは4人分のロッカー。

一処置一手洗い

浅井 これは今回はなかなかできなかったところではありますが、病室にも手洗いを設けて、患者さんの処置をしたときに手洗いができる状況はつくるように心がけています。一番望ましいのは一床室のように患者さんの近くに手洗いがあるのが一番いいんです。以前こちらの病院の別の棟を設計したときにはベッドの隣に手洗い器を設けました。患者さんもスタッフも使えるので清潔の「見える化」にもつながると思います。だから本来前室ではなく、4床室でも病室内に手洗いがあるのが望ましいというのが私の考えです。ただ、多床室の場合、夜間に使うと音の問題があります。それで今回4床室の場合は前室に設けてあります。清潔・不潔でいえば扉の開閉も問題になりますが、今回は感染症病床対応も加味し、病室の出入り口などは手かざし式の自動扉としたので非接触で衛生的です。この辺りは病院によって考え方が違うのだろうと思います。

    スタッフ用更衣室    

スタッフステーションからは直接病棟の廊下に出入りできず、必ず更衣室を通るように設計されている。また床の色分けにより直感的にエリアの汚染区分がわかるように工夫されている。グリーンの床はクリーンエリアを表しており、この更衣室は防護服を着るためのスペース。手洗い器に併設された姿見は正しい防護服着用を確認するためのもの。

清潔・不潔を色でゾーン分け

-聖隷浜松病院で、トイレなどの水まわりの設計でこだわった部分というのがあればお聞かせいただけますか?

浅井 基本的には通常と変わりありません。ただ、病棟のスタッフ用更衣室に手洗いを設けてグリーンゾーンとレッドゾーンに分けました。また、スタッフステーションに戻ってきたときに手洗いができるよう、入り口近くに手洗器は必ず設けています。

    汚物処理室    

汚物処理室。写真左側の扉から入室して汚物廃棄~ベッドパンウォッシャーなどの処理をして、容器を収納するまでの一連の動作が機能的に行える配置。自動扉、自動水栓、人感センサー付き照明を採用し、室内での接触を極力抑えている。作業が終わったら大型の手洗い器でしっかり手洗いをして、正面の出口から退室するという1way設計。
汚物処理室の入り口は自動扉になっていて、フットセンサーで開閉する。両手がふさがっているときに便利なのはもちろん、タッチレスにすることで感染対策になっている。

汚物を運ぶ距離は短くすることが基本

浅井 汚物処理室は汚物を運ぶ距離をいかに短くするかということと、きちんと管理することが求められます。以前は分散トイレに隣接したサテライト的な汚物処理室が各階ごとに複数個所あったのですが、管理の面から集約した方がいいという声がありました。
感染管理としては、陰圧を保つことが重要だと考えます。接触感染対策のためだけでなく、出入り口を自動扉にすることで常時閉鎖を保つことができ陰圧をキープしています。

    シャワールーム    

全ての病室の前室にシャワールームが備わっているが、それとは別に共用部にもシャワールームが準備されている。写真は患者用のシャワールームで、それとは別にスタッフ専用のものも備えられている。
スタッフ用のシャワールーム。更衣スペースとシャワーブースをコンパクトにまとめた空間が二つ並ぶ。

    面会室    

感染症病棟からの要望に基づいて設けられた4階面会室。ガラス越しに顔を見ながら電話を使って患者と面会ができるよう配慮された。

今後必須となる感染対策

浅井 今後の病院設計において、感染対策はますます重要になるでしょう。接触感染に対しては手洗い、空気感染に対しては空調が重視されるでしょうし、それ以外のところでいえばベッドを2m以上離すと感染しにくいということがありますので、その距離を建築的にどう考えていくかとか。動線に関しても汚物処理室のように、1wayで動作できるようにゾーニングや動線計画を考えていくことが増えるかもしれません。

建築概要

竣工年月 2023年7月
所在地 静岡県
施主 社会福祉法人聖隷福祉事業団
設計 株式会社公共設計
延床面積 7880㎡(新S棟)
病床数 750床

研究誌
癒しのトイレ
VOL.20

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