【アーカイブ】パンデミックを踏まえた病院トイレの課題と対策

研究報告❶　Withコロナ時代の癒しのトイレ空間創り （アイカ工業）

医療・介護施設に限らず､学校・駅・商業施設など公共空間のトイレでもご要望の多い「抗ウイルス・抗菌」と「消臭」。今回のセミナーでは、それらに関する実現場の検証結果などを交えながらご説明します。

研究報告❷　｢換気｣ ｢空気清浄｣ による感染対策と快適環境の両立（ダイキン工業）

コロナ禍による空気質への意識の高まりから、私たちの生活や行動様式は大きく変容しております。例えば窓の無いクリニックの個室などの空気質に不安を感じたり、不特定多数の人が集まる待合室では密による感染拡大の不安等、安心してご利用頂くためには課題があります。本セミナーではこれらの課題を解決し、利用者様が安心できる環境作りに関する提案をご説明します。

研究報告❸　温水洗浄便座に関する医学研究紹介（TOTO）

温水洗浄便座についてはさまざまな情報が出ていますが、科学的な裏付けデータに基づいたものは少なかったのではないでしょうか。トイレの設備メーカーが会員になった団体｢一般社団法人日本レストルーム工業会｣では、衛生を専門とされる大学の先生に調査研究を委託して、その成果をホームページに掲載しています。今回のセミナーでは、最近の研究で明らかとなったおしり洗浄機能による手指衛生のメリットなど、最新情報をご紹介します。

研究報告❹　トイレ清掃メンテナンス～清掃の重要ポイント～（シーバイエス）

病院施設の清掃管理では、汚れの除去や必要に応じた消毒・除菌だけではなく、清掃動作による微生物の伝播に留意することが大切です。また、病院・施設ごとに求められる水準に応じるため、清掃実務者や清掃会社、事務部や感染制御部など､関係する組織で取り組むべきでしょう。今回のセミナーでは、病院現場での実体験をもとに病院施設・トイレの清掃メンテナンスにおける課題と対策についてご説明します。

研究報告❺　本質的なニーズから考える病院・クリニックの床に必要な機能（田島ルーフィング）

今の病院・クリニックに必要な機能とは何なのか？単純に抗菌・抗ウイルス機能と考えるのは誤りではないでしょうか。例えば消毒液の悪影響を受けない耐薬品性、集客に関わる意匠性、誰にとっても「良い」ユニバーサルデザインなど、表面的なニーズに囚われない新しい視点からの病院・クリニックの床材に求められるモノ・コトをご紹介します。

事例紹介　現場事例から探る“感染対策”と“老朽化対策”（研究会）

中部国際医療センター（新築・岐阜県美濃加茂市）
●コロナ禍の経験から行き着いた感染管理のあり方
●患者さんを見守りやすく、スタッフの動線を短くする水まわり配置計画の工夫
●アクセシビリティの担保で自立とADL向上を後押し

 京都医療センター（改修・京都府京都市）
●患者さんの声から始まったコロナ禍でのトイレ改修
●短期間でのトイレ改修の実践から見えた“居ながら改修”の配慮点とは？
●改修後の清掃運用を見据えた建材・設備の選定