医療を取り巻く環境が変化し、業務効率化と質の高いケアの両立が求められる中、病院施設の計画においては、病院関係者と建築設計者の協働は不可欠です。
基調講演では、さんむ医療センター設計者と看護部長をお迎えし、看護部など多くの関係者と対話を重ねながら、スタッフの働きやすさや患者の見守り、パンデミック対応などを実現した共創による病院設計の実践をご紹介します。
研究会講演では、トイレに関わるさまざまな切り口から、今後の病院・施設づくりに求められる対策についてご提案します。
セミナー開催概要
| 日時 | 2025年11月14日・21日 |
|---|---|
| 会場 | オンライン(Zoomウェビナー) |
| 注意事項 | 当セミナーは終了しておりますが、下記アーカイブ配信中です。
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基調講演
病院と設計者の協働 ~さんむ医療センターを事例として~
病院の施設整備は、病院関係者と建築設計者が協働し、共に創り上げていくことが重要です。2024年に開院した「さんむ医療センター」の設計では、看護部をはじめとした多くの関係者との対話による設計ヒアリングを行い、病院の想いを建築に反映してきました。
特に病室・トイレ・水まわり計画では、設計初期段階においてモデルルームを作成し、細かな使い勝手について検証を行いました。4床室を含め全てのベッドサイドに専用の窓(MY ウインドウ)と、空調(MY エアコン)を設け、入院患者の容体に合わせて採光・温度・風量を調節可能な計画とし、4床室トイレは感染症に配慮して全て病室内から出入り可能な計画としました。そのほか、スタッフの働きやすさや、患者の見守り、災害BCP、パンデミック対応、地域医療連携等にも配慮した設計を行っています。
設計スタート時から協働してきた井上看護部長様へのインタビューを交えながら、設計上の様々な工夫や、開院後1年が経過した現状の使われ方についてお話しさせて頂きます。
株式会社内藤建築事務所 東京事務所 企画室 次長
勝矢 元文 氏/Motofumi Katsuya
| 1981年 | 熊本県生まれ |
|---|---|
| 2006年3月 | 熊本大学大学院自然科学研究科建築学専攻修了 |
| 2006年4月 | 内藤建築事務所入社 |
| 現在 | 同社東京事務所企画室次長 |
地方独立行政法人 さんむ医療センター 看護部長
井上 純子 氏/Junko Inoue
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1989年3月 |
千葉県看護大学校卒業 |
|---|---|
| 1989年4月 | 千葉市立病院入職 |
| 1993年 | 国保成東病院 |
| 2010年 | 地方独立行政法人 さんむ医療センター |
| 2019年 | 現職 |
研究会講演
会員企業 最新情報のご報告
1.病院床 改修の課題と解決方法のご提案
癒しのトイレ研究会 研究員 柳田咲桃子(田島ルーフィング株式会社)
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3.データを活用した空調設備の長寿命化と高効率化
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4.尿流量測定装置フロースカイの開発と病棟での評価
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5.トイレを起点として広がるノロウイルスに有効な手指消毒剤の最新知見
癒しのトイレ研究会 研究員 尾﨑恵太(株式会社ニイタカ)